天体写真ギャラリー

梅雨明け前の月 【2020年7月31日 月齢10.8 天体望遠鏡+ミラーレス一眼】

 2020年は長い梅雨

2020年は、新型コロナウィルスの年と後々語り継がれることでしょう。

それだけでなく、この記事を書いている9月上旬時点で振り返っても、天候が極端な年であったように思います。

遡ってみると、9月は大きな台風9号と10号が発生しました。この原因の一つになったのが、8月の猛暑。

8月は連日猛暑日で、40℃を超えた所もありました。マスクをしての猛暑、熱中症で搬送された人も多かったようです。

そして、7月は長い梅雨。梅雨明けが大幅に遅くなりました。

そのため、7月は星空を見る機会がすごく少ない月でした。

そんな7月最終日に、久しぶりに月を見ることが出来ました。

 

  7月31日の星空

7月31日の星空を、プラネタリウムソフトで再現してみると、このようになります。

月はいて座の天の川の中にいます。

しかし、実際には、月明りと街灯かりで、月と右側にあるアンタレスしか見えていませんでした。

逆に言うと、都市部でも月や明るい惑星などは見つけることが出来るので、望遠鏡などを使って楽しむことが出来るという事ですね。

 

 月齢10.8の月

自分は現在単身赴任中で、狭いアパートに住んでいます。

南向きのベランダは狭く、フェンスが高いので、ここで使える望遠鏡は大きさが限られてしまいます。

特に今回の様に、アンタレスと同じ位の低さですと、フェンスが邪魔になってしまいます。

フェンスとの隙間3センチくらいで何とかかわして、ギリギリ月を見ることが出来ました。

当日撮影した画像は、このような感じです。

この日の動画を、Youtubeにもアップしていますので、是非ご覧になってください。

 

 撮影機材

鏡筒

ビクセン FL80S (8㎝フローライト屈折)

赤道儀

ビクセン スーパーポラリス

カメラ

Lumix GX8

拡大レンズ(アイピース)

ペンタックス XP14mm

 

-天体写真ギャラリー

Copyright© Nobuの四方山ブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.